スポンサーリンク

名字が変わる前に思うこと

約28年間、生まれてからずっと一緒にやってきたこの名字とも、
あと4日でお別れとなってしまう。

別にこれといって珍しい名字でもなく、なんなら全国2位くらいの人数がいるよくある名字。

それでも、今までずっと一緒だったこの名字とお別れするのは少し寂しい。
今まで特に意識してこなかった、なんてことない名字なのに、なんでか少しだけ、寂しい。

せっかくなのでこの気持ちを記録として残してみようと思う。
名字が変わって寂しいなんて気持ちは、人生でそうたくさんあることでもないだろうし。(そう願う)

束縛が嫌いで、夢見がちなみずがめ座。

1月25日が誕生日の私はみずがめ座。

どんな占いでも「束縛が嫌いで夢見がち」と言われてきた。

自分ではそうかなぁ?と思う時もあれば、そうだよなぁと思う時もあるから、
きっとそういうことなんだと思う。

そうじゃなければ自分の喫茶店を開きたい、だなんて夢を持つこともないだろうし。


占いはあてにならないこともあるけど、私の場合はしっかりあてになっている。
こんな性格の私を、ちゃんと見てからお嫁さんにしてくれる婚約者には正直頭が上がらない。

なにより飽きっぽくて結婚どころか恋愛に向いていない性格の私を、
「家族になりたい」という気持ちにさせてくれた彼にはこれから一生かなわないんだろうなぁと思う。

だから名字が変わることが嫌な訳ではないし、きっとマリッジブルーなわけでもない。

私は、きっとこの名字で過ごしてきた時間が楽しかったんだろう。
家族と、友達と、大切な人たちと過ごしてきた時間が幸せだった証拠なんだろうな。

これから幸せにしたい人がたくさんいる。

新しい門出には寂しさが付きものだけど、いつまでもうじうじしているわけにはいかない。

わたしにはこれから幸せにしなければいけない人たちがたくさんいる。

家族も、愛猫も、友達と、もちろん自分も。



結婚すると、「名字が変わるだけ」だと思っていた。
確かに、「名字が変わるだけ」なのかもしれない。


それでも寂しさを感じるということは、それだけこれまでの自分の人生が幸せだったということなのだ。
だから別におかしいことなんかじゃない。


今まで関わってきてくれた家族はもちろん、大好きだったあの人。大嫌いなあの人。
やりきれなかったあんなことやこんなこと。
一旦、全部認めて、ここからまた色々なものを拾い上げていきたい。


子どもができて、家族が増えて、
その家族が大切な人を見つけて新しいスタートを切る時に、少しでも寂しいと思えると良い。

コメント

タイトルとURLをコピーしました