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悩みの解決なんてのは自分にしかできない訳で

仕事も終盤に差し掛かってきた時、ある女の子の学生バイトさんから相談を受けた。

「飽き性の性格が本当に嫌だ。何もかも中途半端で、このままじゃダメだと思っているのにどうにもできない。気が抜けて、行動ができなくて、ひたすら自己嫌悪してしまう。一つの事を極められない自分が嫌い。」といった内容。

うーん、わかるなぁ。とっても、わかる。

私も定期的にその悩みにぶち当たって、自分の不甲斐なさに何度も落ち込んだ日々があるなぁと。


その子は日本で5本の指には入る有名大学の大学院まで行っていて、大手企業に就職も決まり、英語も堪能、見た目も可愛い、正直なところ「どこに悩むところがあるの?」レベルの子。心配な気持ちがありつつも、完ぺきに見えるそんな子が人並み(っていうと失礼だけど…)の悩みを抱えていてホッとする気持ちもありました。完ぺきに見えているだけで、その子も20代の女の子だったんだなーと。

他の人達から「○○ちゃんは完ぺきだから悩むことないよ!」「私たちから見たら、十分すごいよ!」とフォローされても、浮かない表情。

そりゃそうだ。だって周りから見て大丈夫に見えたって、それは自分にとってはなんの価値もないもんな。周りが大丈夫と思ったって、自分が大丈夫だと思えていないのならそれはちっとも大丈夫じゃないんだから。


解決できるのは自分しかいないけど、仲間は作って良し。

人ってお母さんのお腹の中から1人で生まれてきた以上、大抵のことは自分で解決するしかない。

でも良い風にとらえてみると、生まれたこともないのに生後0日で1人で生まれてこられたんだから、大抵のことは解決できそうな気もする。(ポジティブすぎ?笑)

とはいってもだからと言って、全部ひとりで解決しなければいけないわけではなくて、どんな小さい悩みも、話せる人に話して誰かと解決するべし。と思っている。
ポケモンだって、どんなレベルの低いモンスターでも1人で戦うより誰かと戦った方がノーダメージで勝てるからね(゜_゜)

飽き性だって悩んだところでしょうがない。


話は戻りますが、結局その学生の子に伝えた私のアドバイスは「今はそういう時期って割り切ること。」

なんの解決にもなっていないような気がするけど、20年以上一緒にいた「飽き性」という性格は、変えようと思っても変えられるもんじゃないのだ。
だからそんな性格が嫌だと悩んでも、しょうがない。それもわたし。自分とはどう頑張っても離れられないんだから、仲良くしていこう。


27年間生きてきた知見として、自分の性格について悩むときは時間があって暇な時だと相場決まっている。笑
だから無理くり楽しい予定と、ちょっと頑張る予定を詰め込んで時間のすき間を無くす。温泉に行ったり美味しいモノをいっぱい食べて、お散歩でもしたら、ぐっすり寝るに限るのだ。


秋って夏という存在感ギンギンのやつが過ぎ去って、色々寂しくなって悩みがちな季節だけど、その分それを乗り越えるギフトを用意してくれている気がする。

だから秋になると眠たくなるし、ご飯も美味しいし、紅葉は綺麗だし、肌寒いからこそお風呂も気持ちいい。




この世の中は、解決できない問題がほとんどだ。
そして今は、自分が少し嫌になる時期なのだ。これはもうしょうがない。その分秋を楽しんで乗り越えよう。






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