私は最近、「ぼくたちに、もうモノはいらない。」という本を読んでミニマリズム(最小限主義)という概念を知りました。
そしてあらゆるものを断捨離してミニマリストになりました。
・家にあるモノの7割を処分
・正職員を辞めてフリーターになった
・尊敬できる人とだけ関わるようにした
結果的にいうと、モノを減らして、本当に良かった。
捨てたモノ以上に今後の人生にとって大切なことを学べました。
これは人生低迷中だな、と思っている方がいればぜひ実践してほしい。
ミニマリズムかーちょっと気になるなー、って方の背中をバシバシと叩いていきたいので、モノ、そしてモノ以外を捨てて学んだこと、得たことを5つまとめていきます。
ミニマリズムから学んだこと
①目の前にあるモノ、いる人を大切にできるようになった
私はモノが多い時、常に何かに追われているような感覚でした。
しかし、「いつか使うかも。」「まだ使えるから。」の考えから一旦離れて、今使わないものを捨てることで、“今”だけに集中できるようになったのです。
未来に使うものはその時でいい。
先に用意しておくと、買ったモノに常に監視されているような気になります。
「時間があるけど、この前買った参考書は勉強しなくていいの?まだ読んでいない本は?」みたいな感じに。笑
過去、未来のためではなくて、今必要な物だけの空間を作ることで、
目の前の人との時間や会話、食事の一つ一つを大切にできるようになりました。
②人からの評価が気にならなくなった
正社員からフリーターになったことで、「一般的な幸せの定義」が本当にどうでもよくなりました。
一般的な幸せの定義とは、安定した職業で家族ができて、という幸せのお手本みたいなものです。
正社員は、確かに生活水準を守るためには安定かもしれないですが、おかしな職場や人といることで自分をすり減らしながら生きても本末転倒です。
幸せのお手本のような生き方をしたからといって、必ず幸せになれるわけではない。
だったら他の人から見て良い人生である必要が無いですよね。
私はフリーターになる判断をして、前よりずっと幸せになれた気がします。
③投げ出すことは悪いことじゃないと知った
やることがたくさんあると、いろんなものを見失うんですよね。
あれ?なんのためにやってるんだっけ?何のために生きてたっけ?って。
でも、やらなきゃいけないと思っていることって、ただの自分の思い込みの時もあるんです。
わたしも毎日バタバタして時間が足りなくて、もう全部嫌になった時に今までの思いこみと常識をリセットしてみました。
とりあえず、一旦やらないといけないことを全部投げ出して、そこから必要なものだけを拾い集めてみて下さい。
ほんとにやらないといけないことは、意外と少なかったりするもんです。
④自分を見つめ直すことができた。
処分したモノを改めて思い返してみると、自分が本当に好きだったものよりも、思い出があったり、人からもらって捨てられなかったものが多かったような気がします。
いらないとわかっていても、人からもらったものや思い出のものはなかなか捨てられないですよね。
ただ、そのモノを捨てたからと言って、その時の思い出や好意が一緒に捨てられたわけではありません。
むしろモノがあるからと安心して思い出さなかったものも、モノを処分することで心に残って思い返すことが増えた気がします。
形のあるモノはいつかは必ず壊れてしまいます。
私はそれを”捨てる”ことで一生壊れない思い出にすることができた気がします。
⑤人間関係のストレスがなくなった。
尊敬できる人とだけ深く関わる、と自分で決めたことで余計な人間関係に悩まされることが圧倒的になくなりました。
全く関わらないというのは難しいので、人との距離に自分なりのものさしを持つようにしました。
近い方が良い人もいるし、距離を取った方が幸せな人もいます。
人間関係を断捨離したことで、前よりも前向きに過ごせるようになりました。
ミニマリズムを学んだ名著
今回私がミニマリストになるきっかけを与えてくれた本。
気になる方は読んでみて下さい。
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[書籍のメール便同梱は2冊まで]/ぼくたちに、もうモノは必要ない。[本/雑誌] (ちくま文庫) / 佐々木典士/著 価格:814円 |
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